これまでの歩み

裏話

実はこんなことが行われていました


【文化屋の始まり】2019

 

私の所属する劇団「演劇ニッケル」にて

 

「文化のある生活」を総合的にプロデュース

してくれる存在がほしいという話に。

運動部にはスポーツ用品店があるのに。

文化部には総合的に何とかしてくれるところがない。

 

ニッケルで作ろう。ということで私が個人事業主となりました。

 


【文化屋開業】2019.2.20

 

 

個人事業として開業することになったのは大学1年生の終わり頃でした。

開業にあたって「開業届」を書き、

生まれてはじめて税務署に行きました。

 

何も悪いことはしていないのに、変に緊張してしまったのをよく覚えています。知らないことばかりで、開業届一枚を書くのにも一苦労でした。

 

判子を押すと『千と千尋の神隠し』を思い出します。

 


【生まれて初めての簿記】2019.3

 

 

開業届を出すと、簿記についての説明会を受講しました。

「ボキ」とは?「チョウボ」とは?

「確定申告」ん??

周りは大人ばかりでした…。

 

説明会の人も私を見て不思議そうな顔をしていました。とんでもない場所に来ているなと感じてしまうほどでした。

 

1年間限定の税務署で行われる無料の帳簿指導を受けることにしました。

 

 


【月に一度の帳簿指導】2019.6~

 

 

無料で行われる月に一度の無料の帳簿指導に参加しました。説明会同様、周りは年の離れた大人ばかりでした。

 

月に一度受講するわけですが、回を重ねるごとに税務署の方と親しくなり、新たな事業があれば喜んでくださいました。優しすぎますね。

毎回の帳簿指導楽しく受けました。

 

あと、「芸能のお仕事?」とよく言われていました。(違います)

 


【演劇ノート販売】2019.10~

 

 

文化屋として、公の事業で何をしようかなあと考えていました。

 

「あ、そういえば演劇ノート」」あったな…。8冊か…。よし。

 

試しにツイートしてみると、予想以上の反響でした。

お風呂前にツイートしたのですが、出るころには在庫分をあっと言う間に越え、急遽増刷を決断。多くの印刷所を探しました。

準備・発送の日々が始まります。

 


【岐阜チンタイ管理事務所】2019.11~2020.3~

 

 

ある日、文化屋にメールが届きました。

 

「岐阜の文化発展のためにご尽力されている姿に興味を持ち、ご連絡差し上げました。」 

 

文化屋で初めての大きな依頼です。当時、所属する劇団の公演も重なっていたため、実際に上演を見ていただき、顔合わせをしました。その後、メールや直接のやり取りの中で企画を練り、契約書なども交わしました。

 

 


【生まれて初めての確定申告】2020.3

 

 

ついに来てしまったのですその日が。確定申告です。

 

最後の帳簿指導は確定申告のための準備も進め、いよいよという感じでした。最後の指導回まで楽しく受けてきました。税務署指導員の方々は自分の親くらいの人が多く、進路相談なんかもしたりしました。

 

そして申告当日。かなり緊張して会場に向かったのですが、箱の中に紙を入れただけで、あっけなく終わってしまいました。

 


【on-line自宅部】2020.4~

  

コロナによって芸術分野自粛ムードが高まる中、何か文化屋としてできないか悩んでいた時、範宙遊泳所属の俳優である埜本幸良さんより、

 

「コロナによって演劇から離れてしまった学生のために何かできないだろうか?といった相談がありました。

 

埜本さんとは出身校が同じという共通点を持ち、何度か交流がありました。実現させるにあたっては、規模や形態・ツールなど、何度も連絡を重ね、企画を形づけていきました。 

 

 

【古物商取得】2020.8

  

古物商って知ってますか?

 

古物(中古品)の取り扱いに必要な資格

のことを指します。

 

申請場所は警察の生活課です。

社会見学以来の警察署。ドキドキでした。

 

そして無事に申請が通り、取得。

事業の可能性が広がった瞬間です。

 

 


【若手アーティスト支援企画】2020.8〜

 

古物商の許可も取れたということで

新しい企画が星時にて本格始動。

 

コロナの影響は少し受けながらも、企画を練り始めました。そこで初めましての作家さんとの出会いもあり、収穫が多かったのを覚えています。

 

星時さんに行くといつも新しい出会いと発見があります。


【打ち合わせ】2020.8〜

 

若手アーティスト支援企画第1弾の作家、

廣田遥名さんと打ち合わせを行いました。

 

彼女は私の同級生なのですが、どのような思いで作品を作っているのか

など、今まで聞いてこなかった話が聞けて良かったです。 

この日に聞いた話をもとに作家ポートフォリオを作りました。

 

彼女は今でも美魔女を目指しているそうです。

 


【はじめての店頭販売】2020.9.20〜10.17

 

古道具屋 mokku mokkuさんにて、

はじめての作品の店頭販売を行いました。

およそ1ヶ月の販売です。

 

はじめて作品を並べ、始まるぞという時、

思わず泣きそうになってしまいました。

 

「応援したい」と言ってくださった

mokku mokkuさんには感謝しかありません。


【小さなクラフト展】2020.10.3

 

はじめての出店でした。

 

販売するためのテーブルを調達し、

POPを制作し、看板を作ったり。

想像を絶する怒涛の準備期間でした。

人と直接話すのはやっぱり楽しいですね。 

 

「作品との運命的な出会い」

どうやって生み出し、作っていくか。

まだまだ模索の日々が続きます。

 


【サンデービルヂングマーケット】 

2020.12.20

 

ついにサンビルに通ることになりました。

今までお客さんとして訪れていたサンビルに出店することになるとは。

また違う見え方。

サンビルって楽しいけど、大変。

色んな人の助けで出店できています。


【準備の日々】2021.2〜

 

サンビルなどの柳ヶ瀬で行われるイベントに出店するようになると、商品だけでなく、什器などの準備も必要です。

毎日学校帰りにお店に駆けずり回って揃えていました。適度に体調は崩しつつ、マルシェに参加しながらグレードアップさせていきました。中々大変でした。

 

2回目の確定申告もなんとか終えました。